| 三浦半島ウォーキング下見 ウォーキングにはまり地域の歴史に興味を持つようになったこと。通訳ガイドの勉強をして嫌いだった日本史が意外と面白いものに見え始めてきたこと。そんな心境の変化から、近代史跡の宝庫である三浦半島への興味は募った。二十歳前後、車の免許を取って意味もなく第三京浜に乗って三浦半島へ向かっていたころ、もう少し歳を重ねて荒崎でＢＢＱを楽しんだころとは違った三浦半島を見てみよう。 お勧めのウォーキングコースをネットで調べてみると浦賀と横須賀が面白そう。早速印刷した地図をもって東横線に乗り横浜で乗り換え、京浜急行の快速特急で目的地へ向かった。 写真 カメラ：NIKON D7100 撮影モード：6000×4000ピクセルFINEモード フォトレタッチソフトで色調濃度の調整を行い300×200ピクセルにサイズ変更。 写真をクリックすると400％拡大写真を表示します。 |
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| 12月29日(火) 開国の地浦賀 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| はじめて降り立った浦賀駅。駅前では黒船の絵など歴史を語る看板にあふれている。浦賀での造船の歴史は江戸時代に始まり、やがてその拠点は横須賀へ移ってゆくことになる。1897年（明治30年）再建された浦賀ドックは2003年（平成15年）に閉鎖されるまで多くの艦船の建造、修理に使われた。ドックは普段公開されておらず、写真は塀の上に手を伸ばして撮ったもの。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 ウォーキングマップでは浦賀ドックを見た後、北上して浦賀駅方面に戻ることになっているのだが、そのまま南下して西叶神社へ向かった。最近見かけなくなってしまったが子供の頃は近所に材木屋さんがあって、このような絵は描いていなかったものの材木が並べられていた光景を懐かしく思う。 |
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 神社の前にある歯科医院。浦賀にぴったりなお名前。ペリーさんがやっているわけではないでしょうが。 |
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| のりばに到着した時には12時を過ぎていて、一時間どうしようかと思っていたのだが、結果的には昼休み中でも迎えに来てくれた。結果All right!なので、本番のウォーキングでは昼休みにかからないよう時間を管理しなくては。天気もいいし、渡船は楽し！ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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 浦賀湾の東西にある叶神社。東叶神社は咸臨丸航海の無事を祈り、勝海舟が断食をした神社として有名。左の石碑はそれを記念して建てられたもの。拝殿の前から広々とした海が見えるのが特徴。御神木？がソテツとはさすが南国。 |
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  海沿いの道をひたすら歩く。途中房総半島が見えるような開けた場所も。観音崎大橋は海の上を歩いているような気持ちの良い道。その先観音崎公園近くにはトーチカがあり、この場所もかつての軍事拠点であったことをうかがわせる。 |
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| このウォーキングコースはほとんど平坦なのだが、観音崎公園は高台になっていて、花の広場あたりは標高が70mほどある。この一回の上り下りだけなのだが、ほぼ海面の高さから70mの丘の上まで一気に登るのはそれなり疲れる。 花の広場で上空を飛んでいるのはトンビ。「ピーヒョロロロロ…」の鳴き声は正月の寅さん映画を見ているようでのどかだが、弁当を食べているとそれをめがけて急降下してくるので要注意。奴らからすれば手元から奪えなくても、地面に落としさえすれば食べ物が手に入ることを理解しており、それなりに攻撃してくる。 |
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 海に浮かぶこの平らなものは台場？第二海堡？水平線右側には、東京湾アクアラインの橋梁部が見える。 |
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| フランス人技師ヴェルニーが豊富な湧水に着目し、造船所へ引き込んで使用したのが横須賀水道の始まり。この場所で水をくむことができ、ひっきりなしに人が訪れて水を汲んでいるのだ。 水道局の脇で提供されているこの水は水道水なのでは？調べてみると水が良質なため添加される塩素も少なく、美味しいと評判になっているとのこと。 |
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| 国道16号に沿って広く歩道が整備され、釣りをしている人も多いよこすか海岸通り。海沿いのウォーキングを〆る、気持ちの良い道。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 坂本も龍馬の妻おりょうの墓が三浦にあることは聞いていたのだが、今回初めて訪れた。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 12Kmのウォーキングを終え、京急大津駅から各駅停車で堀ノ内へ行き快速特急に乗り換え。天気に恵まれた、よいウォーキング下見でした。 |
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| 2月4日(木) 日本近代化の足跡を辿る | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 京急田浦駅は電車から降りた時、地上(二階などではないという意味)にあるように見えるのだが、改札まで結構階段を下りる。国道16号線側から見ると分かるのだが、斜面に張り付いたようになっている。右側の写真の石垣の上には船越小学校。この高さから推察すると国道16号線は切通しのように掘ったところにあるようだ。三浦半島は山が迫り平地が少ないので、複雑な地形になっている。 近くに児童公園があり、ウォーキング前のストレッチに使わせてもらえるだろう。東芝ライテックの工場は旧海軍の施設跡を利用しており、当時の建物が現在も利用されているとのことだが、周囲からはよくわからない。 |
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| この日初めて海上自衛隊の艦船を見る。後で調べて海洋観測艦とわかるのだが、一見しただけでも格好いい。資料にはこの先で関東大震災前に建造され、21世紀まで現役で使われていたガントリークレーンを見に行くことになっているのだが、残念ながら2013年に解体されたようで、今は見ることができない。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 三浦半島は急斜面が多く、お墓が斜面に張り付いている。お墓参りも大変そうだ。三浦半島は房総半島とともに隆起し、伊豆半島が日本列島に衝突したエネルギーで時計回りに回転し現在の形になっているとのこと。関東大震災では数メートル隆起し、隆起は現在で続いているとのことだ。小学校の遠足で荒崎を訪れるのは、社会の授業(地理は理科の時間かと思っていたら、社会でした)で地層について学んだあと。地層の褶曲がよく見える荒崎へ行くのが定番コースとなっている。 |
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| しばらく国道16号沿いに歩いた後、田浦5丁目の信号で海側の路へ。16号バイパスができて交通量が少なくなった旧道と思われる。海側には海上自衛隊第二術科学校や海上自衛隊横須賀病院など自衛隊の施設が続く。海軍水雷学校跡の碑があるように、明治時代から水兵さんを育てる拠点だったのだろう。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 比与宇トンネル(写真に撮っておくべきでした)の手前に引込線の線路が残されている。比与宇トンネルは戦前、軍用の引込線のトンネルでトンネル内で弾薬の積み下ろしが行われていたとのこと。このトンネルは狭いので、ウォーキングの際は注意して通行したい。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 比与宇トンネルを抜けると米軍基地の入り口。 |
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| その先には横浜ベイスターズの練習施設がある。わずかながら観客席があり、ファームの試合も行われるのだろう。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 安針台公園は標高30mあり、一気に登る急坂はこのコース最大の難所だ。公園からは海上自衛隊の艦船を見ることができ、その筋のマニアにはよく知られた場所のようだ。この日見ることはできなかったが、米軍の空母などを見ることができるのだろうか？ 私たちが住む目黒区も帝国海軍に縁がある。目黒区平町は海軍の将官に人気で海軍さんが多く住んでいた場所と聞いている。調べてみると昭和14年の資料で海軍軍人の居住者数は、柿の木坂43人、緑ヶ丘36人、平町29人となっている。海軍省がある築地と、軍の施設が多くある横須賀の両方に交通の便がいい場所として、目黒区南部が好まれていたという。日露戦争で連合艦隊の第二艦隊司令官だった海軍大将上村彦之丞邸が旧山手通りにある現在の蔦屋書店の近くにあったため、そこから下る坂には上村坂という名前が付けられている。 |
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| 写真ではよく見えないのだが、吉倉公園からは護衛艦の上部が見えていた。ずっとここに住んでいる人たちにとってはめずらくもないのだろう。この公園には芥川龍之介の文学碑もある。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 「穴守不動」とあり、崖に穴を掘ったお不動様だ。山がちな三浦半島ならでは？ |
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 ＪＲ横須賀駅近くにあるモダンなメガネ屋さんだろうか？この辺りで昼食をとろうと思ったものの、店がみな閉めており「こんなにさびれているのか」という印象だった。この印象はこの先ひっくり返ることになるのだが。 |
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| フランス人の幕府お抱え技師「ヴェルニー」の名を冠した公園は、ＪＲ横須賀駅に隣接している。バラが多く植えられているようで、バラの季節に訪れたい。安針台公園からはよく見えなかった、ヘリコプター搭載型護衛艦いせの姿がよく見える。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 小栗上野介忠順はフランスの力を借りて薩長に対抗しようとする幕府の役人として『竜馬がゆく』に書かれていたように記憶している。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ヴェルニー公園には様々な石碑が集められているようだ。並べておいてあるのだが、子規の歌碑だけはちょっと毛色が異なる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ＪＲ横須賀駅前の貧相なことと対照的に、汐入駅近くにはショッピングモールがあり、メルキュールホテルがありにぎやかだ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| どぶ板通りの代名詞、スカジャンを売っている店などはあるのだが、学生時代に来た時とはずいぶん違った雰囲気だ。平日だから？ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 前回横須賀へ来た時には三笠公園へ行かなかったので、今回はじめての三笠公園。楽しみ！ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 写真が物語ってくれるので、言葉はいらない。坂の上の雲を小説で読み、ＮＨＫのドラマで見て、ここへきて日露戦争日本海海戦の旗艦三笠を見ると感慨深いものがある。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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 横須賀中央駅付近は中目黒よりにぎやかだ。渋谷ほどではないが、自由が丘くらいかな。三笠公園からは1Kmくらいあるのだが、ウォーキング後のストレッチは三笠公園で済ませておくほうがよさそうだ。 |
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 横須賀中央から帰途へ。ここは快速特急が停まるので中目黒までの所要時間は1時間に満たない。横須賀、浦賀をクラブの皆さんと歩くのが楽しみ。横須賀は5月に実施しようと思っている。三浦半島のウォーキングはどうしても坂が多くなってしまうので、今回の2コース以外は。。。考え中！ |
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| フクロウカフェもふもふとバカラクリスタル製招き猫 今年10月全日空が成田ブリュッセル線を就航したので、ブルージュ在住のナタリーさんは8歳と9歳の二人の娘にクリスマス休暇を利用して二人だけで日本へ行き気があるかを確認した。日本に住む祖父母に会いたい二人は日本へ来ることを選択したのだが、その後パリでのテロ事件が発生。ナタリーさんはとても心配しつつも二人をブリュッセルから飛行機に乗せる日を迎えた。 長野県佐久に住む祖父母は心配しつつも子供たちの来日を楽しみに、子供たちをどこに連れてゆくべきか計画を始めた。フクロウカフェへ連れてゆきたいと相談を受けた私が、新宿のふくろうカフェに予約を入れて一緒に行ってみることにした。 12月20日、周囲の心配をよそに飛行機の中ではよく眠れたようで、全日空の職員に連れられた二人は成田空港の到着ロビーに元気に現れ、オーパ(おじいちゃん)、オーマ(おばあちゃん)との再会を喜び、その翌日には新幹線で佐久へ向かった。 写真 カメラ：NIKON D7100 撮影モード：6000×4000ピクセルFINEモード フォトレタッチソフトで色調濃度の調整を行い300×200ピクセルにサイズ変更。 写真をクリックすると400％拡大写真を表示します。 |
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| 26日から東京へ来ていた一家と新宿三丁目で再会。フクロウカフェは雑居ビルの5階にあり、5階建てのそのビルにはエレベーターもなく、急な階段を登って行った。料金はワンドリンク付きで一人1,500円。一時間入れ替え制で休日は1,800円とのこと。この日、この時間帯の客は我々6名プラス4名の10名だった。 脚は嫌がるので触る際は頭を軽く指でなでること。まだ慣れていないため触ってはいけないふくろうもいること。肩などに乗せたい場合は店員さんに依頼すること。フンは自然現象なので店の責任にしないことなどいくつかの注意事項の後はそれぞれ写真を撮ったりふれあったり。 |
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| 背の小さい子供など、目をつつかれるのではないかと心配したが、まったくそのようなことはなくおとなしい。これらのふくろうは生まれた時から人間に育てられているので、猛禽類とは思えぬ穏やかさ。フクロウと戯れる子供たちを見ていて、一時間はあっという間に過ぎて行った。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| この日は真田丸での食事を予定してたのだが時間調整のため恵比寿へ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| シャンデリアは毎年見ているものの、ここに招き猫がいることは何かの記事で今年初めて知った。検索してみると昨年ブログに書いている人がいるので、今年初めてということではなさそうだ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ベルギーの子供たちは祖父母に見送られ31日に成田からブリュッセルへ向かう。航空会社がフォローしてくれるとはいえ、この冒険は二人にとって忘れることのできない思い出となることでしょう。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| See you next summer! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ＧＷは八ヶ岳 今年のゴールデンウィークは並びがよく、後半に5連休。混雑が予想される後半を避けて前半に八ヶ岳へ。道路が渋滞するばかりでなく、食事処にも大量の人が押し寄せ身動きが取れなくなるからだ。天候に恵まれ、暑いくらいだったのだが、花の写真をたくさん撮って久しぶりに写真日記を更新することができることが、何よりうれしい。 写真 カメラ：NIKON D7100 撮影モード：6000×4000ピクセルFINEモード フォトレタッチソフトで色調濃度の調整を行い200×133ピクセルにサイズ変更。 写真をクリックすると600％拡大写真を表示します。 |
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| 4月28日(火) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 順調に高速を走り長坂インターで降りて、深沢温泉近くの自然観察歩道へ。ここはたくさんの花がみられ、ウグイスの声が聞こえるお気に入りの場所。 花の中で一番多いのはカキドオシ。いたるところに生えている。それに続くのはムラサキケマン、ハルジオン、カントウタンポポ。長年踏み固められた土地ではセイヨウタンポポは根を張ることができず、在来種が優位となる。 ホタルカズラの生育域が増えてきているような気がするが、場所によって見られる時期がずれているようで、昨年とは違う場所で多く見られた。イチリンソウも数か所で見ることができたが、今年はニリンソウが見られない。季節の進みが早く、ニリンソウの時期は終わってしまったようだ。 |
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 グリーンヒルで温泉につかり、クロネコさんのサービスセンター留めにしてあった荷物を取りに行く。今回は活き毛ガニとウニの塩水づけ、ホタテとタコ足。最近日本酒がおいしく思えるようになり、戸田酒販で七賢とダイヤ菊の冷酒を購入。海の幸には日本酒が合う。 |
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| 4月29日(水) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 前日同様春霞がかかっているものの、この日は甲斐駒が見えている。昨日の晩早めに就寝したので、朝早くウグイスの声で目が覚めた。なんという幸せ、得した気分。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| スズランまではお世話になっている菊さん邸で栽培されているもの。この時期お庭は花盛り。 別荘地の一角にフデリンドウがたくさん出る場所があり行ってみると、今年も元気に花盛りだった。きれいな紫のスミレも春を代表する花。 |
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| 少し標高の違うところを歩いて見ようと、奥蓼科温泉郷を散策。花盛りだった菊さん邸より600mも標高が高いので、まだ何も見どころなし。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 写真はMEDIAS 濃い温泉に入って疲れをいやしたい！奥蓼科温泉郷では渋御殿湯と渋辰野館で濃い硫黄泉を楽しむことができる。ただしこの源泉の温度は20度くらいなのでとても冷たい。 渋御殿湯では掛け流しの硫黄泉と、沢の水を沸かしたお湯に交互に入る。 渋辰野館では掛け流しの硫黄泉と、そのお湯を沸かした温かい硫黄泉の二つがあり、今回は温かい硫黄泉を求めて辰野館へ。温まったぁ〜！ 辰野館看板の右側を見ていただくと、まだ雪が融けきっていないことがお分かりいただけるだろう。 |
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 写真はMEDIAS昼食は山の幸。この日は昭和の日で祭日だったのだが、1時半くらいに行ったらお客さんはほとんど帰った後だった。このくらいはねらい目だけど、2時までに行かないと美味しいお蕎麦にありつけなくなる。 メニューはもり蕎麦大盛りと、蕎麦大福にコーヒー。 |
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| 菊さん邸に戻り、まずは今晩のつまみとなるタラの芽の収穫。写真に撮ったものは背が高くて手が届かないが、三人で食べるには十分なタラの芽を採ることができた。 タンポポは花と綿毛にピントを合わせた二種類。スマホのカメラではこんな微妙なショットは取れないので、こんな写真がデジイチを使う楽しみ。 ヒトリシズカ、サクラソウなど群生が似合う被写体。マムシ草の芽、初めは何かと思ったけど、ある程度まで育ったものを見て納得した。 八ヶ岳のあたりが真っ暗で雨が降っているようだったが、散歩中にこの辺りでも降り始め、出来るだけカメラを濡らさないようにして急いで戻った。 |
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| 4月30日(木) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 昨夜の雨に空気が洗われて、北岳、甲斐駒ヶ岳がさらにきれいに見えていた。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 鶯の谷渡り | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 午前中の散歩は久しぶりに足を延ばして三分一湧水まで。 長坂は八ヶ岳のふもとにあるので、どこを歩いてもなだらかな坂道。坂の上には八ヶ岳がそびえ、反対側を眺めれば北岳、甲斐駒ケ岳など南アルプスの山々がそびえる。水を張った田んぼに映る甲斐駒、里山の風景の向こうにどっしりと構える甲斐駒、様々な表情に魅了されて何度もシャッターを切った。 サクラソウ、オキナグサ、イカリソウは三分一湧水の公園内で栽培されているもの。白いイカリソウは珍しい。 久しぶりにデジタル一眼レフで写真を撮ったのだが、撮影のワクワク感、撮った写真を確認するワクワク感は他のカメラでは味わえないものがある。露出とピントを調整し、意図した通りの写真を撮ることができるということだろう。 |
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| 三分一湧水源流部 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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 写真はMEDIAS昼食はいずみ蕎麦で鶏もつ煮ともり蕎麦。以前よく通ったこの店は、「職人が代わっておいしくなくなった」という評判を聞き足が遠ざかっていた。蕎麦の写真を撮り忘れて食べてしまったが、蕎麦自体はおいしいのだと思う。汁の味が薄くて、太さがまちまちなどっしりとした蕎麦を受け止められていないような気がする。 今回八ヶ岳を訪れるにあたり、昼食は山の幸と藤乃家と決めていた。山の幸は月曜定休、藤乃家は水曜定休なので、水曜日と木曜日に訪れる計画を立てたのだが、「定休日が休日の場合はその翌日がお休み」のルールを失念し藤乃家の蕎麦を食べ損ねた。 藤乃家の蕎麦を食べるために、また近いうちに八ヶ岳を訪れることにしよう。 |
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| 秋の箱根 箱根へ一泊旅行。8月の試験が終了してからどこかへ行きたいと思っていたのだが、なかなか実現せずにいた。秋の箱根は天候に恵まれ、久しぶりに写真を撮った。(一眼レフで) 写真 カメラ：NIKON D7100 撮影モード：6000×4000ピクセルFINEモード フォトレタッチソフトで色調濃度の調整を行い200×133ピクセルにサイズ変更。 写真をクリックすると600％拡大写真を表示します。 |
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| 10月3日(金) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 以前から「元箱根の鳥居の近くにおいしいお蕎麦屋さんがある」と話には聞いていたものの、この辺りにも多くの蕎麦屋がありどこのことかわからなかった。今回は「深生そば」と店名を聞いていたので、そこを目指した。二宮を出発し国府津インターから西湘バイパスに乗り、箱根口で降りて国道一号線。地図で確認すると三枚橋から旧道を行ったほうが元箱根には近いようだ。ただ今回は通れなくなった函嶺洞門も見たかったので国道一号の選択はよかったかも。車で箱根も久しぶりだ。 ワカサギのフライはおいしかった。天せいろは並みだけど天ぷらのボリューム満点、こんなぶっといエビの天ぷらを食べた記憶がない。蕎麦は普通かな？新蕎麦前のこの時期にそばを語っても仕方がないのだけれど、海苔は余分だな。 |
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| 晴れ渡った秋の空に箱根の景色は絵になる。ただこの時期は富士山頂に雪がないので物足りないような気がする。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| いい写真が撮れたのはカメラのおかげだな。思ったところにピントを合わせてくれて撮影にストレスがない。湿生花園の入り口付近から大量に見られた「ユーバトリウムチョコレート」。みんなの花図鑑で調べてやっと花の名前を知ったのだが、茎がチョコレート色をしておりこの花を撮るには茎も入れないと名前の意味が分からないことを理解した。 こんなに大量のサワギキョウを見たのも初めてだ。箱根湿生花園は貴重な花々が広い敷地に大量にあり、花があればいつの時期でも訪れる価値があるだろう。仙石原のススキ原の見ごろはもう少し先かもしれない。 |
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| ★花を訪ねる道東の旅、野生動物にも★ 昨年日帰り入浴で訪れた道東津別町にある森つべつで少しだけ残っていたクリンソウを見て、「来年はクリンソウの最盛期にここに泊まろう」と決心をし、森つべつでクリンソウを見ることをメインに企画した今回の北海道旅行。たくさんの花に出会い、キタキツネ、エゾ鹿、丹頂鶴など野生動物に出会うことができた。 写真 カメラ：NIKON D7100 撮影モード：6000×4000ピクセルFINEモード フォトレタッチソフトで色調濃度の調整を行い200×133ピクセルにサイズ変更。 写真をクリックすると600％拡大写真を表示します。 |
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| 6月30日(月) 天気：曇り | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 釧路空港へは定刻の9時15分に到着。今回一泊四日のレンタカー付プランで45,300円。7月にかかると北海道便のマイル航空券の設定はないようで、ツアー料金もいろいろ探したけど似たり寄ったり。時間が自由になれば北海道旅行は6月中がお得かも。 トヨタレンタカーでは1,500tのカローラフィルダーを予約したのだけれど、貸してくれたのは1,800tのプレミオ。車が大きく快適になるのはいいのだけれど、その分燃費が悪くなるので一概に喜んでもいられない。520Km走って給油は約29Lで燃費は18Km／L。北海道を走行したことを考えると物足りない燃費ではあるものの、一昔前のオートマならこんな数字は出ないだろう。CVTの恩恵かな？ 写真は恋問自然観察公園。木道が整備されている湿地なのだが、木道のメンテナンスが追いつかないのか通行止めになっていたのが残念。「フタマタイチゲ」は去年から調べて分からなかった花で、みんなの花図鑑というサイトに写真を投稿して教えてもらった。 |
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| そのあと定番になっている恋問海岸へ移動して撮影。今年のシロヨモギは昨年よりも白くきれいで好評。「ハマハタザオ」という花は先ほどのみんなの花図鑑で紹介されたページで名前を見つけることができた。まったくありがたい話だ！ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 朝が早かったこともあり、早めの昼食。「恋のつぶやき丼」は煮ツブガイが散らしてあり、牛蒡がポイント。牛蒡はツブガイと一緒に炊いたものか。スパカツはスパゲッティにカツを乗せてミートソースをかけたもので、釧路のＢ級グルメとも呼べるもの。ボリュームがあり完食断念。「ザンギ」はから揚げを意味する北海道弁。タコザンギもやわらかくておいしかった。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 国道240号通称まりも国道を北上し、道の駅阿寒タンチョウの里で休憩し、今回の旅行の初ソフトクリーム。次の道の駅あいおいにも寄って、興味をひく花があれば車を停めて写真を撮る、ゆったりとしたスケジュールで森つべつに到着。 今回の旅行ではたくさんの花を見ることができた。ルピナスの群生、コウリンタンポポの群生など。いつもは写真に撮っても感動が伝わりにくいので撮影しない花の群生写真を、どうしても撮って伝えたいという衝動に駆られて撮影した。 |
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| 森つべつにチェックインしてノンノの森を散策。「ノンノ」はアイヌ語で花を意味している。期待通りのクリンソウの群生に夢中になってシャッターを切ったのだが、感動を伝えきれたかどうか？ クリンソウはサクラソウの仲間で川の近くなどに植生し、それほど珍しい花ではない。しかしこれだけのクリンソウの群生は他で聞いたことがなく、森の木陰が鮮やかなピンクでおおわれる光景は素晴らしいの一言に尽きる。 |
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| たまには撮影テクニックの話を。同じアングルで鏡のように風景を映す池に焦点を合わせたもの。その手前のクリンソウに焦点を合わせたものを撮影。写真はコントラストが大切で、コントラストは光と影ばかりでなく何に焦点を合わせて何をぼかすのかという焦点のコントラストも表現方法の一つ。 焦点のコントラストを使うポイントは絞り。絞りの値が大きくなるほど焦点が合う範囲(被写界深度)が広くなるので、焦点のコントラストを使う場合には絞り値を小さく設定し、背景をぼかす。この写真の場合はF5.6で撮影している。 |
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| 右の写真はぶれてしまっているので失敗なのだが意図だけ説明する。 水の流れなど動いているものの躍動感を表現するのがシャッタースピード。左の写真は1/50秒でシャッターを切り、右の写真は1/3秒でシャッターを切っているので右の写真の方が川の水が流れているように見える。(ぶれてしまっているのでわかりにくいかもしれないが) このように動いているものの躍動感を表現するためにシャッタースピードを調整する。 ただしシャッタースピードが遅くなれば手振れの危険性が増すことになる。一般的に135フィルムフルサイズの一眼レフで、シャッタースピードの分母の値がレンズの焦点距離の値より小さくなった場合は手振れが起きるといわれており、この写真では焦点距離が70mmなので左の写真のシャッタースピードの分母50はわずかにアウト。右の写真の3は完全にアウトで三脚を使う必要がある。緊急避難的に岩などを利用してカメラの固定を試みるが1/3秒のスローシャッターではぶれてしまうので人に見せられる写真は撮れないようだ。 135フィルムサイズとわざわざ断ったのは、フィルムサイズが小さくなればなるほど手振れの危険性が高くなるので、コンパクトデジカメやスマホなどフィルムサイズの小さなカメラでは手振れ対策が必須となる。そのためこれらのカメラでは光学的、または電子的な手ぶれ防止機能が必須となっているのだが、撮影時に出来るだけ手ぶれしないよう左手でカメラを固定し右手でカメラを動かさないようにシャッターを切ることをお勧めする。 ちなみに撮影の際フィルム(デジカメの場合は撮像素子)への露光量はシャッタースピードと絞りの組み合わせで決まる。 左の写真：シャッタースピード 1/50秒 絞りF5.6 右の写真：シャッタースピード 1/3秒 絞りF22 言葉で説明すれば、シャッタースピードを1/50秒から1/3秒へ長くしたので、絞りを絞ってフィルムに当たる光を暗くし、どちらも同じ露光量になるように調整したということ。 先ほど焦点のコントラストでふれたように絞りの値が大きくなれば被写界深度が広くなり、右の写真では奥に写る倒木にもそこそこピントが合っている。 |
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| 森つべつの夕食は洋風だったので、ビールの後は白ワインを頼んだ。食事処はゆったりし、食事はとてもおいしい。トイレ、シャワー付きの和室に三名で一泊二食付10,100円はお得だと思う。大浴場は露天ぶろ付きの温泉。また泊まりたくなる宿。 夕食後ロビーからキタキツネを見ることができた。 |
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| 7月1日(火) 天気：晴れ時々曇り | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 雲海ツアーは森つべつの売り物の一つ。料金を聞くとひとり1,800円とのことで「それじゃあ自分で車を運転してゆくか」ということになり、4時起床で4時半に宿を出発した。津別峠展望台は道道588号から林道に入って2.5Km程のところにあり、標高947m。林道に入ると写真のようなクマとフクロウの道路標識が迎えてくれる。 20分ほどで展望台に到着した時には霧の中で、わずかに雲海が視認できる程度で写真にならない。しばらくすると少しずつ霧が晴れて屈斜路カルデラに蓋をしたような雲海が見えてきた。屈斜路カルデラは日本一の大きさ。個人的には阿蘇のほうが大きいと思っていたので、この事実にはちょっとびっくり。ちなみに屈斜路湖は日本で一番大きなカルデラ湖であるとともに、世界で二番目の大きさということだ。これもびっくり。朝の津別峠はかなり寒い。しかしその寒さも忘れてしばらく見とれていた。 30分ほどするとホテルの雲海ツアーの人たちが押し寄せてくる。森つべつだけではなく、屈斜路湖周辺のホテルからもツアーがあり、かなりの人数でにわかににぎやかになる。ツアー参加者には森つべつの水源から採取した水で入れたコーヒーが振舞われる。 ちなみにこの水は特筆すべき美味しさで、その水で入れたコーヒーも絶品。森つべつのレストランで飲むことができる。阿寒湖や屈斜路湖に行く機会があれば、是非森つべつまで足を延ばして、風呂に入ってコーヒーと水を試してみることをお勧めする。 |
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| 森つべつのロビーから見える庭はホテルの庭なのかと思っていたが、町営の公園だった。森つべつも町営なので一体運営といったところか。森つべつのアイドル蝦夷黒テンの「テンタロウ」はこの公園に現れる。我々はテンタロウに出会うことはかなわず、この翌日にFacebookに掲載されたテンタロウ出没情報を見て再度の訪問を誓ったところだ。 シャクナゲの写真をよく見てほしいのだが、長く地を這った幹がこの環境の過酷さを物語っている。 |
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| 昼食も森つべつ。写真の定食は950円だが、入浴と昼食のセットメニューにすると1,200円。お得かも！ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 再び津別峠を通り弟子屈へ。展望台からは雲海はすっかり晴れて姿を現した屈斜路湖が見える。反対方向に目を向けると左に雄阿寒岳、右に雌阿寒岳が見え、天気が良ければ別の方角に北海道の屋根、大雪山が見えるそうだ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 写真はPentax OptioW90 弟子屈を抜け中標津の養老牛温泉。だいいちさんのお風呂は素晴らしい！露天風呂は川に面して、真ん中の写真が混浴露天風呂。このほか目線がほぼ川面という露天もあり温泉のパラダイス。木の香り漂う内風呂も魅力的！ |
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| 尾岱沼シーサイドホテルにチェックインして近所を散策。キタキツネも普通にお散歩中。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ここに宿泊するのは三度目、とにかく料理が魅力のホテルだ。目の前の野付湾で捕れる北海シマエビ、あさりは絶品。ビールの後は冷酒に挑戦。 設備に改善の余地を感じるのだが、ホテルの人たちはみな感じがよくて親切だ。たぶんこのまま細々と営業を続けてゆくのだろうなぁと思う。一泊二食付11,880円は料理を考えると高いとは言えないのかな？大浴場は塩化物の温泉。露天風呂あり。 |
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| 7月2日(水) 天気：晴れ時々曇り | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 北海道の朝は早い。それもほぼ最東端なのだからなおさらで、この日の日の出は3時40分。東京の日の出より40分も早い。 ほぼ海から朝日が昇っているように見えるが、約28Kmに及ぶ砂嘴の半島、野付半島のナラワラのあたりから朝日が昇っているとのこと。冬の寒い時期には冷たい空気で光が屈折して、太陽が四角に見えたりすることが有名な場所である。この日も700mmの望遠レンズで撮影した写真を見ると、変形太陽が見えていることがわかった。 |
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| チェックアウトしてフラワーロード呼ばれる野付半島へ。このエゾゼンテイカの群生はこの世の景色とは思えないほど素晴らしい。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 野付半島ネイチャーセンターからトドワラへ続く散策路。花に囲まれ天国のような道。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| トドマツの枯れ木が連立する異様な風景。そのうち枯れ木も朽ち落ちてただの湿地になるとのこと。 北海シマエビは野付湾のアマモの中に身を隠している。そのアマモを傷つけないよう、漁は打瀬船で行い漁期は年間二か月ほど。この時期に来ないと生の北海シマエビを食べることはできない。ゆでた北海シマエビは冷凍物もあるものの、やはり冷凍していないものは一味違う。これだけで道東の東の端まで来る価値がある。 |
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| 本州、九州、四国、北海道を除いて、日本で一番大きな島は択捉島。次が国後島で三番目が沖縄島。国後島へ国内旅行としてゆける日が来れば行ってみたい。そんな日が来るのだろうか？ 観光地のエゾ鹿は人を恐れない。すぐそばでそれほど警戒の素振りも見せず、草を食んでいた。 |
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 ナラワラはミズナラの枯れ木群。この近くで丹頂の姿を見ることができたが、写真を撮るほどの距離ではなかった。尾岱沼の漁港へ戻り、食堂白帆でウニいくら丼。美味しかったです！ |
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 少し遠回りになるけれど厚岸を経由して釧路へ入ることにした。右の写真をぜひクリックして拡大してほしい。霧に覆われた島が見えるのだが、前に一度手前に見えるアイカップ岬に写真の島のように滝のような海霧が上ってゆくのを見たことがある。その時は何が起きているのか理解できず、写真にも撮っていなかったのが残念で、何度か訪れているのだが同じ光景を見ることはできない。 このあと山花温泉リフレで温泉に入り、ホテルへチェックイン。 |
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| 釧路の夕食は定番の炉端焼き煉瓦。説明不要、美味しい。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 7月3日(木) 天気：曇り | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 写真はMEDIAS 最終日も定番コースで道の駅白糠恋問で土産物を買い、レストランムーンライトで豚丼。私自身は何度来ても飽きないと思っているのだが、他のメンバーは飽きたのかかつ丼。こちらも美味！ |
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| 今回の旅行は天候に恵まれ、雲海、朝日と天気マターの風景をすべてクリア。花も申し分なく、野生動物も見ることができた。唯一テンタロウのみを次回への宿題として残し、大いに楽しむことができた。 お世話になった関係者の皆さん、ありがとうございました。 |
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